バトル・オブ・ザ・リバー　金剛川決戦

1950年6月。朝鮮戦争が勃発。北朝鮮からの要請を受けた中国は、出兵を決意。中国人民志願軍が北朝鮮で初戦を迎えるが、空軍は脆弱で弾薬も不足しており苦戦を強いられていた。1953年。燕山部と呼ばれる師団は、金城の前線に赴き主力部隊を援護するよう要請される。金城に向かう道はただひとつ、流れの早い金剛川に掛かる橋を渡らなければならない。しかし、米軍の爆撃機が橋を破壊し、その度に橋の修理をしなければならなかった。志願軍が爆撃機に対抗できる術は、2台の砲台のみ。その2つの砲台を任された小隊長の張と関は、橋の修理をする士兵たちから米軍パイロットの目を逸らすため、自らの命を賭して爆撃機との対決を挑むが―。